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文字綴りの秘密もしくは管理人ひじりの想い

管理人ひじりは本家サイトの「〜恋愛小説サイト〜文字綴り屋」では恋愛小説、詩、短歌、お題配布、タッチタイプ練習をしています。 また別館文字綴り屋では自作の殿様おみくじやシュミレーションノベルをメインにして色々と手を出しています。

あちらを閲覧された方で、何だか雑多なサイトだなと印象を持たれた方も多くいるのではないでしょうか。

しかし私は双子座の星である水星に大いに影響されているらしく、興味のある事にはとりあえず挑戦しては広く浅く知識を得て満足する傾向があります。 だけどどれもが私にとっては字を書いて気持ちを表す=文字綴りという同じ作業なんです。どんな形であれ文章を書く事に変わりはないのですものね。

皆さん日記ってつけた事ありますよね。私は大抵3日坊主で、日記は1月3日で終ってしまいました。皆さんはどうですか。続いていますか?何年と続けていらっしゃる方は素晴らしいの一言です。1時期5年日記や10年日記なんてありましたけど、私は三日坊主の性格を自覚して手も出しませんでした。

唯一続いた日記が、中学生時代に担任から強制的に書かされた日記だけです。クラスの皆に出されていて、朝礼の時に集めるのですから、毎日必死で書いていました。後から考えてみると、担任も思春期の子供の心を読み取ろうとして、日記を提出させていたんですよね。授業しながら、読んでコメントつけてと大変な作業だったと思います。

しかし、毎日書くことなんてないでしょう?『今日は部活動頑張ったので疲れた。』ぐらいしか。それに担任に見せるとなると、もっと書く事柄は絞られてきます。まさか『今日の2時間ドラマ面白かったので宿題を忘れた。』『友達が先輩に告白するので付き合わされた。』とか、なんて書けるわけないでしょう。

そんな無理をして続ける内に、ふと俳句を1つ末尾に添えてみたんです。『紫の雨に打たるる風車』とかの季語も約束も無視した掟破りのものでしたが。

すると、妙にそれが楽しくなって苦もなく日記が続けられるようになったんです。日記がメインのはずなのに、俳句ばかり考えてる私。ここで無理やり書かされているから進んで書いている私への逆転が起こったわけですね。

また学生時代幸い私には何のてらいもなく悩みを打ち明けられる友達が幾人かいました。その友達には自分の嫌な所さえさらけ出せました。また、無邪気に笑い合える友達もいました。一緒に泣いてくれる友達もいました。友達とは得がたいものですね。

皆さんにもそんな大事な友達がいると思います。しかしどれだけ友達に恵まれていようと、自問自答する瞬間、頭の中で考えが堂々巡りする時間と云うものはありませんか?

今ならさしずめメール交換なんかでそんな時間は吹き飛ばせるかもしれません。しかし、私達の学生時代には長電話するにも親の目が光っていたし、それに何より相手の時間を私だけが独占してしまう事にためらいがありました。相手だって予定や勉強などで時間が詰まっているはずです。電話をかければ嫌がらずに相手をしてくれる事がわかっていればこそ、押しとどまる事も時には必要です。

それでも悶々とする気持ちは友達への手紙となります。

便箋につらつら書き始めると、最初は学校での出来事に関する感想などから、そして勉強や恋の悩みと本題に移って行くのです。

するとどうでしょう。悩みを文章にしていく度に、自分の考えが、思ってもいなかった考えが表面化してくるではないですか。

皆さんはそういった事ありませんか?文章を書いて行くうちに、自分の奥底に眠っていた感情や解決方法などがすらすらと出て来るのです。

たぶん文章を書くと云う事は自分の気持ちを整理整頓して表面化する作業だと思いませんか。

人が生きていく中で全てが思い通りなんて事はないと思います。

怒りや不満、悲しみなどで揺れ動く感情。それを抱え込んだままでは苦しすぎます。それをストレス解消と称して買い物や温泉、カラオケをしますよね。

私にとってその方法が文字綴りなのです。買い物と云う手段もあるけれど、あまり私の中では比重は高くないのです。

でもその気持ちだけだと、マイナスの感情に支配された文章になってしまいますが、夢や希望と云うプラスの感情も私や皆さんを多いに突き動かすはずです。

皆さんも悲しい時などは友達や家族に愚痴を聞いてもらうでしょう?そうするといくらかすっきりする体験があるはずでは。またそれだけではなく嬉しい時もとにかく人にしゃべりたくてウズウズする事も。

それが私にとっての文字綴りの原動力ですよ。

あらまあ。長い長い文章になってしまいましたね。

でも皆さんに文章を書く事で、随分と気持ちが休まる事があるんだよと伝えたかったんです。

文章と云う代物は、時には人を深く傷つける武器にもなります。しかし、人を優しく包む毛布にもなれるはずです。そんな想いで私は文章を書いています。

何だか『文字を綴ろう』と改題した方が良さそうな文章になってしまいました。

長い事読んでくださってありがとうございました。それではごきげんよう!!

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